西の誉の酒づくり

西の誉の酒づくり


慶応4年(1868年)の創業当時から150年間受け継がれた、杜氏の伝統の技と知恵を守り、からだに優しく、そして美味しいこだわりの酒造りを行っています。
美味しいお酒や焼酎を作るために水にこだわり、大分県日田市の「日田天領水」を使用しています。
また、昔ながらの「氷点ろ過」や、活性炭を使用しない「無炭素ろ過」で、原料本来の味わいをそのまま引き出し、より旨味や香味を醸し出すよう、ひとつひとつ丁寧に仕上げます。西の誉ならではの個性のある商品づくりを心がけています。
150年間受け継がれた伝統の技と、山々に囲まれ、空気の美味しい自然豊かなこの地でしか手に入らない恵みの「水」。これからも大切にし、安心安全な商品を皆様へお届けします。

活性炭を使用しない無炭素ろ過方式

活性炭

仕込んだもろみを蒸留し、そこで落ちてくる液体が焼酎の原酒となりますが、一般的な焼酎造りの場合、その原酒をろ過し、貯蔵して熟成させ、割り水後に瓶詰し、焼酎が完成します。
蒸留したばかりの焼酎の原酒には、油分などが混ざり、このような不純物を取り除くために、蒸留された後冷却し、ろ過をするのが一般的です。
しかし西の誉銘醸では昔ながらの製法にこだわり、活性炭を使用しない無炭素ろ過で焼酎を造っています。活性炭は雑味と色を取る役目をしますが、焼酎の楽しみ方の一つでもある、香ばしい甘い香りや、華やかな香りが損なわれる可能性もあるため使用せず、あえて雑味や色を個性として生かす製品造りをしています。(一部商品を除く)
又、お客様から二日酔いしない※1 などのお声もいただいており、昔ながらの製法で手間はかかりますが、焼酎本来の味を楽しんでいただくために、西の誉銘醸では活性炭を使用しない無炭素ろ過にこだわり続けます。

※1 個人の感想であり効果・効能を示すものではありません

地球からの贈り物

地球からの贈り物

西の誉の割り水には日田天領水を使用しています。
九州を代表する久住、耶馬溪、活発な活動を続ける活火山の阿蘇山など、千メートル級の山々に囲まれた日田盆地。
ミネラルを含んだ岩盤質層
この日田盆地を取り囲む山々に降り注いだ雨は、複雑に何層にも積み重なった天然のフィルターである地層を潜りろ過され、やがてこの日田の地へとたどり着きます。
その中でも、更に限られた場所から採水されるのが「日田天領水」です。
とくに滅菌処理をしなくてもミネラルウォーターの基準をクリアするほど良質な原水は、天然のミネラルバランスを保った、飲みやすくおいしい軟水で、自然にpH約8.3に保たれた弱アルカリ性のミネラルウォーターです。

天然活性水素水と呼ばれる由縁

天然水中の活性水素含有量
日田天領水は「天然活性水素水」とも呼ばれています。これは専門家が考案した測定法「水素ラジカルの検出方法及び定量分析方法※2」で測定した場合、この方法によって「日田天領水」が高い値を示す水素ラジカルは、世界で銘水と呼ばれるドイツ「ノルデナウの水」、メキシコの「トラコテの水」などと共に、希少価値の高い天然水です。

※2 「水素ラジカルの検出方法及び定量分析方法」は、公開特許広報にて明らかにされています。